明大生のブログ

@1f7bFAYFLaSKJHu 知識と教養の手助けに

君はアベフトシという男を知っているか アベフトシ展

 
アベフトシ展に行ってきました!!!

f:id:tarutarumoon:20190803003122j:plain

8/1~8/4の期間に銀座で開催されている

アベフトシMEMORIAL展『RE:THEE GUITARIST』に行ってきました。

 今回は、自分が愛して止まないこのギタリストを紹介しつつ、展覧会のレポートをしていきたいと思います。

アベフトシという男について

1996年、アベフトシTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTというバンドのギタリストとしてメジャーデビューします。

このTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTは、2003年に人気絶頂のまま解散するまで、日本のロックシーンを席巻し続けた伝説のバンドです。

バンドのボーカルであるチバユウスケは日本ロック界を代表するフロントマンとして有名で、ドラムスのクハラカズユキとともに現在はThe Birthdayで活動しています。ベースのウエノコウジも現在the HIATUS等で活動しています。

f:id:tarutarumoon:20190802233758j:plain

写真左からアベ、クハラ、チバ、ウエノ

パブ、ガレージ、ロカビリー、ブルースなどが融合した骨太で攻撃性のある音楽が特徴なこのバンドの最も重要なファクターとなっていたのが、アベフトシです。

 

アベフトシといえば何といっても

あの攻撃的なマシンガンカッティング!

ステージ上で黒スーツに身を包んだ長身がテレキャスターカスタムモデルを手に黙々とマシンガンさながらのカッティングをしていく姿には痺れずにはいられないでしょう。

言葉では正確には表すことは難しいですが、彼のプレイスタイルはまさに唯一無二のものです。

「曲の始まりから終わりまでが俺のギターソロ」と本人が自称している通り、ボーカルのチバに食って掛かるような存在感を放っています。

www.youtube.com

 

 興奮したファンにペットボトルを投げられ問題になったり、炎天下のフェスの中でけが人が出てしまうほど観客が盛り上がり演奏中止をされたり、Mステで演奏予定だったtATuがドタキャンしたことで急遽生演奏し番組の伝説になったりなど、TMGEアベフトシは数々の伝説を作り上げ、また爆発的な人気を獲得していきます。

 

しかし、2003年10月11日、37000人を動員した幕張メッセでの公演を最後にバンドは解散します。

このとき最後に演奏した曲は、デビュー曲の『世界の終わり』でした。最後の公演最後の曲中でアベのギターの弦が切れるところには、アベフトシの気迫や魂を感じずにはいられません。

www.youtube.com

解散後は地元広島でペンキ屋として生計を立て、吉川晃司に誘われ2008年の公演に参加しますが、そのライブを最後に翌2009年に急性硬膜外血腫で亡くなります。42歳という若さでした。

歴史上の偉大なロックスター達のように若くして亡くなったことは、アベフトシが伝説のギタリストとなったことに大きく影響しています。

 

10年の時を経て蘇るアベフトシ

アベフトシMEMORIAL展『RE:THEE GUITARIST』は、アベフトシの没後10周年を記念して、彼の使用機材やスーツ、貴重な雑誌のバックナンバーなどを展示したものです。

 

まだ見に行ってなくてこれからいくかも!って人は是非一度いってから記事を読むことおすすめします!

 

写真撮影が許可されていて、スタッフさんからも自由に撮っていってください!と言われたので、会場の様子をたくさんカメラに収めることができました。今回は一部だけブログに載せていこうかなと思います。


地下への階段を降り、受付で入場料を払うとポストカードが貰えました。聞くところによると日によって絵が違うとのこと、先着配布らしいので欲しい方はお早めに!

f:id:tarutarumoon:20190803004227j:plain

会場内はワンフロアのみで、それほど広くはなかったです。

壁にはアベフトシのライブでの写真が、中央には昔の雑誌に載っているアベフトシの記事や写真のフィルムなどが広げられていました。

f:id:tarutarumoon:20190803004907j:plain

奥の壁にはTMGEのライブ映像が流れていて、来場したファンはそれをじっと見つめます。

実際行ってみて驚いたのですが、会場に来ている人のほとんどが黙って映像を見つめていて、場内はファンの静かな熱気で包まれていました。壁付近に行くのが憚れるほどです(笑)。

意を決して壁付近に行ってみると、、、

f:id:tarutarumoon:20190803010037j:plain

なんとアベフトシの機材達が!!!

アンプなどは実際のツマミまで表現されており、臨場感に溢れていました。

特にフェンダーアンプの上のフィンガーイーズがリアルすぎる(笑)。

ちなみにこの隣にはアベフトシが実際に着たスーツが展示されていてアベフトシがまるでそこにいるかのようでした!しかも背がでかい!(当たり前)

他にもアベフトシの原寸大の手や、貴重なフィルムなども飾られていて大満足。

なんだかんだ一時間半はいた気がします。私より長く見てる人たちも結構いました。

 

 

 

 

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

少しでも気になるなという人には是非一度足を運んでこの感動を共有してほしいです。

3日にはゲストを交えたスペシャトークイベントもやるそうなのでそちらも楽しめるのではないのでしょうか?

 

今回はアベフトシというギタリストが時代や世代を超えて愛されているんだなあと実感できた特別展でした!

 

それでは!

f:id:tarutarumoon:20190803011122j:plain

 

 

 

basementginza.jp